新人戦準々決勝。VS高松桜井高校。今日の試合はこれまでの反省を改善できたシーンが多かった。ゴールを最優先した裏への仕掛け、素早いパス交換からの崩し、そしてセットプレーの決定力。試合開始3分に橋田のゴールで先制し、試合の主導権を握る。D Fラインの対応に課題が見えたものの大量得点に成功。10-0で準決勝進出を決めた。
しかし、我々が抱える本当の課題は選手個々の心の中にこそあることが分かった1週間でもあった。チームテーマの大きな柱、「まとまり感」。この点においては理想とする形にほど遠いものがある。チームが目指す方向が一つでなければならないことを知らないサッカー選手はいない。全員が同じ温度で目標を追い求めなければならない。できているか否か、口先だけの答えは求めていない。心の状態は行動に表れるのだ。チームとしてモチベーションの低い行動を見過ごすことはできない。その小さな綻びが拮抗した試合の敗因となる。
心が変われば行動が変わる。もう一度、チームの一員であるという自覚を新たにしよう。我々はサッカーが好きで、サッカーを高校生活の中心に据えると誓い集まった仲間同士である。最強であり、最高のチームとはどんなチームか。模索する道のりを歩み続けるほかない。