寮の横を流れる小川に見慣れない鳥が1羽。魚取り名人カワセミである。意識を集中し、水面を見つめるその姿は勝機を逃すまいとする孤高の雰囲気が漂っていた。先週徳島市立との全勝対決を制したものの、勝負への拘りやたくましさに課題を残した四学香川西1年生イレブン。全国大会出場を確固たるものとすべく、今日も負けられない闘いが続く。
試合開始から攻守に渡り主導権を握り続ける展開となる。前半8分に伊藤のゴールで先制すると、さらに運動量を上げる。この1週間トレーニングしてきたゴールへ向かうパス回しも活かされ、次々と追加点を重ねていく。結果、10-0で勝利することができた。
課題は残る。ここぞのチャンスでのパスミスや、力んでしまうシュート技術を改善したい。しかし間違いなく、先週の自分たちが見せた弱さを改善することができた。香川県の、四国の、そして全国の頂点を目指して今後もさらに強くなろう!次節は11月19日木曜日、伝統の高松商業戦である。