四国学院大学香川西高校サッカー部

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新人戦 マッチレポート

新人戦 マッチレポート

 快晴の生島メイングランド。新人戦2回戦は英明高校との対戦である。新チームとして初戦を突破したことが自信になったのか、この1週間のトレーニングムードは上昇傾向であった。チーム全員が同じ場所で練習し、互いを刺激し合うことで生まれた雰囲気である。今日の試合でユニフォームを手にしたものの中には新顔が多かった。積み上げたものが実った証である。メンバーに選ばれるものは必ず何かの個性がある。それは技術力が高い、身体能力が高いということにとどまらない。とにかくひたむきに練習に取り組んできたもの、ピッチでもオフザピッチでもチーム貢献を考え行動しているものなど様々である。結論、何のアピールもなかったものがユニフォームを手にすることはない。チームの代表となった誇りを胸に、全力プレーを期待したい。
 前半7分に得たCKをFW玉田が合わせて先制。さらにMF横川が、DF小島が追加点をあげセーフティリードをとることに成功する。なおも攻撃の手を弛めない四学香川西高校!交代選手も個性を発揮し次々と加点していく。10-0。ベスト8進出を決めた。香川県の新人戦は当日エントリーを採用している。その週によかった選手を試合に出場させることができる。次戦につなげたことで、また91名全員にチャンスが訪れた。
 91名が20のメンバー入りを競う。過酷である。若い高校生のメンタルから、時に諦めるものがでたり選ばれたメンバーを応援できなくなるものもでる。所帯の大きなチームが抱える大きな悩みである。慰めることはできる、励ますことも容易い。しかし、肝心なのは選手個々がモチベーションを維持し続けようとすることである。「最終的には自分」新チーム発足ミーティングでの監督の言葉である。強いチームは良質の競争からつくりだされる。個々が競争から降りずに戦い続け、選ばれたものは維持しようとし、選ばれなかったものは悔しさを押し殺してチームの勝利を願う。高校生にとって酷な要求であることは承知であるが、理想像である。現チームはそこにどこまで近づけるだろう。可能性はある。スタッフは期待している。そして全員が人の気持ちがわかる情の熱い大人になって卒業していく姿を願っている。
 来週は土、日連戦。ベスト4からファイナリストを決める2日間となる。さあ再び戦おう!定位置に満足している場合ではない。

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