四国学院大学香川西高校サッカー部

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新人戦 準々決勝 マッチレポート

新人戦 準々決勝 マッチレポート

新人戦準々決勝、VS尽誠学園
 序盤からロングボールを打ち合う激しい主導権争いから始まり、ペースを握ったのは尽誠学園・・・!中盤の人数を増やし、トップと流動的に入れ替わって抜け出す形の対応に苦しむ。球際激しく、セカンドボールも高い集中力で支配にかかる尽誠学園。四学香川西伝統のサイド攻撃にもうまく対応し劣勢を強いられる。決定的な場面もいくつかつくられてしまう。このままでは危ない、会場にいる誰もがそう思うゲーム展開であった。しかし、前半ロスタイムに得たCKでパターン11?が炸裂!伊地知が合わせて先制。1-0で前半を折り返す。
 後半も立ち上がりから尽誠学園ペース。追う立場となったことがさらに攻撃の圧を強める。思い切りよくオーバラップし、四学香川西ゴールに襲いかかる。後半7分失点。形こそ不運なオウンゴールであったが、尽誠イレブンの勢いが押し込んだとも言える。後半16分2点目献上・・ベンチが動く。高い得点感覚と技術を持つFW三崎投入。少しづつではあるが前線でボールを保持することで攻勢に転じ始める。しかし決定的チャンスまでは至らずに時間が空しく過ぎていく。
 チームを救ったのはまたしてもCKだった。パターン26炸裂!MF鈴木繰り出すゴールに向かう鋭いボールをFW玉田が流し込み同点!時間は後半32分である。試合は延長戦となる。
 ここで取り上げたい選手がいる。GK加藤である。正GKの怪我により抜擢された2年生である。シュート練習で全てのボールに食らいつくメンタリティをアピールした努力、根性の男であり、ピッチ外でも献身的にチームを支えている。延長戦でも再三のピンチを防ぎ、試合はPK戦へ。加藤が2本のスーパーセーブ!ベスト4進出を決めた。
 苦しい試合であった・・・!その分手にしたものは大きい。接戦を勝利できたこと、新チーム初めてのPK戦をものにできたこと、そして何より、地道な努力が実を結ぶことをチーム全員が共有できたことに感謝したい。強い組織は競争し合い、補完し合い、支え合う。目にしたものを忘れず、最高のチームを模索し続けてほしいものである。
 明日は準決勝。香川県の頂きまであとふたつ。兜の緒を締め、できる限りの改善をしよう。試合巧者な戦い方など、今は必要ない。若いチームは勢いもって、一戦必勝である!

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