新人戦決勝。0-1で敗戦。敗因を部分にに求めるのは控えたい。
新人戦は若いチームの大会である。言葉を選ばず言わせてもらえば未熟者同士の戦いである。思えば今大会も様々な波乱が起きた。大半は、精神的に未熟なプレーが招いた結果だと推察する。苦しい試合を経験しながらも何とか立て直し、勝ち進んできた四学香川西サッカー部もおそらく例外ではなかったのだろう。勝負に徹した闘い方とは何か?それはどのようなゲーム展開になろうとも、トレーニングで積んできた歯車を回し続けることである。個々の歯車が回らなくなるチームは絶対に勝つことはできない。
チームへの貢献より、個人の活躍を求めたプレーはなかったか?トレーニングメニューを心から信じていたか?対戦チームをリスペクトしていたか?慢心はなかったか?レギュラー争いをあきらめていなかったか?あきらめムードをチームに醸し出していなかったか?全部員、同じ気持ちで試合に臨んでいたか?高校サッカー部員としてふさわしい学校生活を送れているか?つまらないプライドを優先してチームの雰囲気をないがしろにしていないか?その答えは君達にしかわからない。
新人戦に全国大会はない。しかし間違いなく、カップ戦タイトルである。今日の試合に勝ち、君たちに自信を持ってもらいたかったというのが、コーチングスタッフ全員の思い出である。敗北と、自分と向き合うこと。そして改善すること。敗戦から学ぶのは今日で最後にしよう。次の闘いに向けて、さあ、練習だ。