四国学院大学香川西高校サッカー部

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香川県高等学校総合体育大会サッカー競技 決勝 マッチレポート

高校総体いよいよファイナル。3日間の激戦を全てPK戦で勝利し、勝負強さに磨きをかけてきたシード1位尽誠学園高校との決戦である。思えば新人戦も同じ決勝カード。ミスから失点し優勝を逃したあの日からチームを見つめ直し強化してきた。遠征を重ね、自分たちのストロングポイントとは何かを追求し続けた日々に敗北の二字はない、そう信じて臨んだ試合だった。
立ち上がりから尽誠学園はロングボールを前線に送り高い位置から仕掛けてくる。相手FWは接触を厭わず、全身でぶつかりにくる。セカンドボールの奪い合いも鬼気迫るものがあり、勝利への執念を感じさせるものであった。前半10分、右サイドからのフリーキックがファーサイドへのナイスボールとなり失点。その後も一歩もひかない尽誠学園高校ペースでの試合となる。思えばこんなに空中戦での主導権が握れない試合はこれまでになかったかも知れない。
後半、やや運動量が落ちた尽誠学園高校に対しパス回しからサイドへの展開が増えていく。サイドチェンジからのドリブル突破、中央での早いパス交換を軸に攻勢をかける。ポストに阻まれるシュート、あと数センチ届かないクロスへの飛び込みを繰り返しながらもゴールネットを揺らすことができない。足をつりながらも懸命にゴールを守る尽誠学園高校。焦りは募る。後半27分、耐え忍ぶ尽誠学園高校は左サイド裏側までボールを展開。これをほぼ角度のない位置から四学香川西ゴールファーサイドに強烈なシュートを放つ。0-2‥‥敗戦である。
振り返ると、やや引き気味に試合に入ってしまった前半が悔やまれる。そして、勝ちたい気持ちが相手の方が強かったのでは、と思ってしまうような失点場面が悔やまれる。ダメージの大きい敗北であるが、これを思いを再びチーム強化につなげたい。
力はある。しかし結果は出なかった。負ける理由が必ずどこかにあるはずだ。明日からみんなで探し続けよう。「王座奪還」今の我々はこれを旗印とする他ない。謙虚に反省し、チームを見つめ直し、問題点を解決していこう。選手権で笑うのは君たちだ。

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